九死に一生を得たとき
次の日まで持ち越したくない話題ではあるんですが
どうしても、、
昨日はずっとNHKを見て、
私にとって阪神淡路大震災は
忘れられない事なのか
忘れたい事なのか
忘れてしまってる事もあるだろうし
忘れてはいけないことなのか
それもちょっと自分でもわからず、
幸せな事だけを覚えている、という事が重要なわけでもないし
しかし、悲しい事を、辛いことを忘れて良いのか悪いのかと言うことも、わかりません
今日、テレビで見たんですが
神戸市内の地区の方が
四人家族でひとつの部屋に寝ていて、ご両親お二人と、長女と、当時生後3ヶ月の女の子が仏壇の前で寝ていたそうです
そして、揺れて仏壇が倒れたそうです
ご両親は長女はかばえたそうですが、次女を助けようとしたら、目の前に仏壇が
という流れで
私も震災の話をすると
暗い気持ちにさせてしまうので出来るだけ震災を知らない人へ話するときは
「いやー仏壇倒れてきて、場所悪かったら腕チョンパでしたよー」などと明るく話してましたが
この映像見たとたん、
自分がこうなっててもおかしくなかった、、
たまたまその生後3ヶ月の女の子は仏壇の中の隙間に納まったそうですが、、それもすごい事ですが!
当時は小学三年生でしたが、もしも私もあの日、仏壇の前で寝ていたら、
父に、「仏さんに足向けたらあかんからこっちで寝ろ」と、ふすまを頭に向けて寝ていたから
いま私が五体満足で生きている、、
映像を見て、もしかしたらあの時ほんまに私、死んでたかもしらん、と
ぞっとしました
仏壇が倒れてきたという話しは、自分の事しか知らなかったから、、
他に、あのときに仏壇が倒れてきて生きていた人と、亡くなった方というのはどれだけおられるんだろうか?
笑っておりたいけど、笑ってるだけでは生きていかれへんな
無事に生きてるからこそ
伝えていかねば、いかんな
また明日。
本村彩織