吹奏楽っていいよねぇ
昔むかし...
かれこれ6〜7年前(昔むかしでもないやないか!と言うツッコミは不要)
とにかく楽器が吹ける環境を、と、吹奏楽団を探しては定期演奏会やコンクールを聴きにいって見学させてもらった。
その結果、
ワタシは都内の吹奏楽団に二つ、加入となる...。
ひとつは由緒正しき?伝統ある吹奏楽団、
もうひとつは当時創立がまだ5年ほどという、大学のサークルが基となった若い団体で...
どちらも楽しかった....
.......
...........と、言いたいところなのだが!!!
伝統ある吹奏楽団には
トロンボーンは私が入った当初、
四人(もちろん私以外全員かなり年上のベテラン)で
団長さんがトロンボーンの方で、
お母さんのようで、サバサバしていて、楽器もバリバリで、頼もしい方だった。
バストロンボーン(のイメージが強い)の方は、おじさんで、ユニークで、いつも笑わせてくれたし、楽器もブリブリで、楽しい方だった。
そして
もう一人のトロンボーンの方が
女性の方だったのだが、
最初は優しかった。
が
時が経つにつれ
完全なスパルタ教育になっていった....
団費の徴収はもちろんのこと←
事細かぁぁぁぁぁーく
様々な事をご指摘いただいた。
まだ一番若手なんだから、言われる事は次言われないようにするぞ!と、モチベーションをあげても
次なる問題でドゴーーーンと、
ヘヴィ級のパンチが飛んでくるのだ。
(その方へ...見てないとは思いますが、もし読んでたら最後まで読んでくださいね...)
イタイケな女子のハートは折れる寸前だった。
周りの人間も、
「あぁ、さおりちゃんに行ったかぁ」
「頑張ってね」
と、同情してくるようになった...。
やはり、折れそうな私の気持ちは弱さから来るものではなかったのだ、とまた心を強く持つが
それでも
バチコーーーーン!!!と容赦はない。
あまりの度重なる恐怖に、その方の姿がみえただけで恐れおののき、楽器どころの話やなくなるほど、トラウマにはなった。
とある曲で彼女がファースト、私がセカンド(基本的にそうだったかな...)
で、
トロンボーンソリがあった。
持てる勇気を振り絞り、
「あ、あの...ここ、一緒にやってくれませんか、」
と、練習に誘い、二人でトロンボーンパート練....。
何度か練習に付き合ってもらい
「ここのFが大きくなりがちだけど、低音も大きく鳴らすといいよ」
とアドバイスをいただいた!
嬉しくなっちゃってそこばっかり練習していたのは書くまでもない←
それからしばらくし、私が一身上の都合で退団することになり←
最後の打ち上げで、
最後にお話させてもらった。
「きつく当たってごめんね、さおりちゃんのためになるといいなと思った」
で、号泣.....
ま、よくある話なんすけど!
だから、総じては楽しかったのだ。
うん。だから、嫌いとかは全く無くて、ほんとにイイ経験だったなーと思う。
そういや、当時も2ちゃん吹奏楽スレに
「○○(所属していた団体名)のトロンボーンにギャルがいる!!!」
と騒がれた事もあった。
そんなゆーほど当時ギャルでもなかった気がするんだがなぁ←
私より若い世代が、吹奏楽団に入りたいので楽器屋さん紹介してください、と言われ、
ふと思い出した、ワタシの東京吹奏楽団時代のお話...。
いいなぁ、また吹奏楽やりたいなぁ。
また明日!
★☆もさこ☆★